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2018-12-01

[] 2018年度東北社会学研究会大会シンポジウム「1968から2018へ――社会運動研究の新基軸を求めて」  2018年度東北社会学研究会大会シンポジウム「1968から2018へ――社会運動研究の新基軸を求めて」 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  2018年度東北社会学研究会大会シンポジウム「1968から2018へ――社会運動研究の新基軸を求めて」 - 日曜社会学>社会学的告知  2018年度東北社会学研究会大会シンポジウム「1968から2018へ――社会運動研究の新基軸を求めて」 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

  • 日時:2018年12月1日(土)13:00~17:00 
  • 会場:東北大学川内南キャンパス、文科系総合講義棟2階の第3小講義室
  • 登壇者(敬称略)
  • 参加費:1000円(非会員・会員とも、お申し込み不要)
  • 懇親会費:4000円予定(要申し込み、東北大学川内キャンパス内を予定)
  • お問い合わせ:東北社会学研究会シンポ問い合わせ窓口 itacie15[at]gmail.com

シンポジウムの趣旨

 1960年代、北米や西欧、アジア、中南米の各国で、さらには社会主義圏においても、広範に社会運動の多発・拡大が見られた。これらの社会運動は、大量の若者の参加、近代主義西洋文化への疑義といった提起されたテーマの新しさ、創意工夫に富んだ直接行動など戦略面での斬新さなどが、人びとの注目を集めた。とくに1968年には、ベトナム戦争におけるテト攻勢、公民権運動を率いていたM. L.キング牧師の暗殺、「プラハの春」とソ連軍侵攻といった社会的大事件と即応しながら、社会運動が世界各地で高揚した。以来、“1968”は現代史や社会運動に関心を持つ者にとって重要な意味を持つ数字となっている。

 社会運動の社会学にとっても“1968”が持つ意味は大きい。アメリカ社会学では“1968”に関連する研究から、政治過程論や資源動員論、ネットワーク分析などが発展した。ヨーロッパでは、フランスの五月革命の経験などをもとに、新しい社会運動論が提出され、マクロな社会構造の変動と社会運動を連関させて論じる潮流をつくりだした。現在の社会運動論も、因果関係の説明を重視する前者の動員論的アプローチと、解釈的説明を重視する後者の行為論的アプローチにおおよそ二分されている。“1968”を大きな契機として発展した諸理論の功績は大きいながらも、現在の社会運動論は、ふたつのアプローチの二項対立に陥りがちであり、両者の統合や新しいアプローチの発展がいまだ十分に見られないと言える。

 同時に、近年の日本では、2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故をきっかけとする反原発・脱原発運動や2015年の安保法制反対運動など、社会運動が再び活況を呈しつつある。こうした状況に対応しうる、社会運動論の理論的発展が求められている。

 そこで、1968年から50周年にあたる本年のシンポジウムでは、社会運動論にとっての“1968”の重要性と社会運動論の現状をふまえ、あらためて戦後日本の社会運動と社会運動論の展開を検討する。具体的には、1960年代、1970から1980年代、2000年代と、戦後の異なる時期に発生した社会運動を研究した経験を持つ方々に、研究対象とした運動の歴史的意義や社会運動論における当該運動の位置づけなどについて報告いただく。 “1968”を基点に戦後日本の社会運動研究を振り返り、検証することによって、社会運動論の現状を越え、近年の社会運動をとらえるための新基軸を探求することが、本シンポジウムの狙いである。

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2018-10-13

[] アクターネットワーク理論と社会学研究会  アクターネットワーク理論と社会学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  アクターネットワーク理論と社会学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知  アクターネットワーク理論と社会学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

1)13:00〜15:00ごろ「経済現象における金融理論の遂行性」
  • 話題提供者:金 信行 氏(東京大学大学院)
  • 概要

本報告の目的は、経済社会学の新たな理論的潮流である遂行性(performativity)アプローチに関して、その代表的論者の1人であるドナルド・マッケンジー(Donald MacKenzie)の議論に注目してその内容を明確化することにある。アクターネットワーク理論の影響を受けて経済現象の成立において学知や計算装置といったモノ(thing)が果たす役割に着目する遂行性アプローチは、経済現象における社会関係の役割の重要性を説いた「新しい経済社会学」以降の重要な分析視角であるにもかかわらず、十分に検討がなされてきたとはいえない。本報告では、

  1. まず遂行性アプローチに関わる研究動向を概観し、
  2. マッケンジーによる金融理論の遂行性の事例分析を題材として遂行性アプローチの説明様式を明確化した上で、
  3. 類似の説明様式との比較によって遂行性アプローチの独自性を検討する

(本報告は今年度に予定されている第91回日本社会学会大会での報告内容をベースに加筆修正を加えたものとなる予定である)。

  • コメンテータ:岡本 紀明 氏(立教大学)

マッケンジー『金融市場の社会学』の訳者であり、会計学がご専門の岡本紀明氏よりコメントをいただきます。エジンバラ大学での在外研究中にマッケンジーと実際に話して感じた点や、マッケンジー自身や金融社会論の最近の研究動向などを含めてお話しいただく予定です。

  • 文献
    • MacKenzie, D.A., 2009. Material markets : how economic agents are constructed. Oxford University Press.(邦訳:岡本紀明訳, 2013. 『金融市場の社会学』. 流通経済大学出版会.)
    • MacKenzie, D.A., 2008. An engine, not a camera : how financial models shape markets. The MIT Press.

※ご参加予定の方は、できるだけ事前に上掲書をお読みの上、ご参加ください。

2)15:00〜17:00ごろ「ラトゥールの”宗教の発話行為の適切性条件”は何を問題にしているのか」
  • 話題提供者:小川 湧司 氏(一橋大学大学院)
  • 概要:

本発表では、ラトゥールの2002年の著作Jubiler ou les difficultés de l’énonciation religieuse (英訳:Rejoicing, or the Torments of Religious Speech (2013) )、および2005年のエッセイ” 'Thou Shall Not Freeze-Frame’ or How Not to Misunderstand the Science and Religion Debate”などに見受けられるラトゥールの宗教理解の方法を検討する。これらの文献にてラトゥールが問題にしたのは、宗教の発話レジームと科学の発話レジームは全く異なっており、それらを取り違えることによって「宗教と科学」という論争軸が生まれるという点であり(この点については The Making of the Law (2010) 第5章にて、法と科学の取り違えについて議論されているのと同様の展開)、これらの複数の発話レジームにおける発話行為の適切性(felicity)の条件をそれぞれ比較することが彼の現在の研究課題となっている。本報告では、

  1. ラトゥールの宗教理解を複数の文献から概観し、
  2. An Inquiry into the Modes of Existence (2013) において打ち出されるラトゥールの比較研究と多元主義(Pluralism)の前提を検討する。
  3. その上でラトゥールの理解するところの"宗教の発話行為の適切性条件”は人類学の儀礼論における発話行為論とどのように異なっているのか提示し、

彼はなぜ従来の発話行為論と異なる立場を取らなければならないのかという点をその多元主義から検討し、それによって我々はどのような利益を得ることができるか、逆にどのようなことが説明できなくなるのかを議論する。

ラトゥール『近代の〈物神事実〉崇拝について : ならびに「聖像衝突」』の訳者であり、現代フランス思想がご専門の荒金直人氏よりコメントをいただきます。

  • 文献
    • Latour, Bruno. 2010. “ 'Thou Shall Not Freeze-Frame’ or How Not to Misunderstand the Science and Religion Debate.” In On the Modern Cult of Factish Gods. Duke UP: Durham. Chapter 3.
    • Latour, Bruno. 2013 [2002]. Rejoicing, or the Torments of Religious Speech. Julie Rose (Trans.), Polity: Cambridge.
    • Latour, Bruno. 2013 [2012]. An Inquiry into Modes of Existence: An Anthropology of the Moderns. Harvard UP: Cambridge; Mass.
    • Latour, Bruno(荒金直人訳), 2017. 『近代の〈物神事実〉崇拝について : ならびに「聖像衝突」』以文社.(→Latour, B., 2009. Sur le culte moderne des dieux faitiches : suivi de Iconoclash. La Découverte.の邦訳)

★準備の都合上、参加予定の方はできるだけ事前にご連絡ください。また、今回は参加できない場合でも、ご連絡いただければ次回以降の開催予定等を共有させていただきます。

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2018-09-09

[] 第43回ベルクソン哲学研究会  第43回ベルクソン哲学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  第43回ベルクソン哲学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知  第43回ベルクソン哲学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

プログラム

  • 12:00~13:00 田村康貴(東北大学)「『二源泉』第3章における神秘主義と神経症」
  • 13:05~14:05 濱田明日郎(京都大学)「「内から共感する」色の経験について」(仮題)
  • 14:10~15:10 丸山文隆(東京大学)「過去は現在とどう関わるのか――存在と時間と物質と記憶」(仮題)
  • 休憩
  • 15:30~15:40 次回以降の研究会について(世話人より)
  • 15:40~16:40 細田一益(パリ第八大学)「方法としての直観とアンドレ・バザンの映画論」
  • 16:50~17:50 杉山直樹(学習院大学)「ベルクソンにおける行為と認識:一つの素描」
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2018-08-25

[] 第125回 哲学/倫理学セミナー  第125回 哲学/倫理学セミナー - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  第125回 哲学/倫理学セミナー - 日曜社会学>社会学的告知  第125回 哲学/倫理学セミナー - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

https://peseminar25.wixsite.com/peseminar

第125回例会 


第一部
  • 林 果穂「自由な行為による神の国への漸近――カント『宗教論』第三編の検討」

 本発表の目的は、主に『宗教論』第三編の検討を通して、カントが、倫理的共同体である「神の国」という理念の実現に対して人間の自由な行為が果たす役割を、どのように捉えていたのかを明らかにすることである。

 「私は何を希望することが許されるか」という問いに代表される『宗教論』での宗教と信仰の問題は、最高善と神の理念を通して、「私は何をなすべきか」という問いに代表される『第二批判』での倫理の問題と深くかかわっている。そしてこのことは、カントにとっての地上における神の国の実現と、道徳法則にもとづく行為は、どちらも叡智界の理念に関係づけられていることからも説明されるだろう。本発表では、まず『宗教論』で語られる神の国の内実について簡単に整理した後、その叡智界との関係について論じる。続いて、自由な行為が叡智界の道徳法則とかかわることを確認し、最後に、人間の自由な行為が積極的な意味での叡智界としての神の国を地上に樹立する可能性を持つことを述べたい。

  • 参考文献
    • Kant, Die Religion innerhalb der Grenzen der bloßen Vernunft/カント『たんなる理性の限界内の宗教』(カント全集10)、岩波書店、2000
    • Kant, Kritik der praktischen Vernunft/カント『実践理性批判-倫理の形而上学の基礎づけ』(熊野純彦訳)、作品社、2013
第二部

 『呪われた部分』第一部『消尽』(1949年)はエコノミーを主題としたバタイユの主著として知られている。しかし、バタイユは1945年の時点でガリマール社に宛てて「私が15年来取り組んできた『呪われた部分』」は「あと1年位で終える」という手紙を書き送っていた。この15年前とはちょうど「松毬の眼」草稿(1927~30年頃)や「消費の概念」(1933年)を執筆していた時期にあたる。ここで予告されている原稿は結局、未完のままに放棄され、歿後、『有用なものの限界』と題して出版されることになる。

 では、この間、バタイユのエコノミーをめぐる思考はどのような軌跡をたどり、いかなる論点を孕みながら『消尽』へと集約されていったのだろうか。本発表では、バタイユのエコノミー論の成立過程を跡づけながら、そこに含まれている「有用性」や「消費」「エコノミー」といった諸問題について原理的に考えていきたい。

今回開催要項は当セミナーHPにも掲載しております。https://peseminar25.wixsite.com/peseminar/125

《会場のご案内》
  • 湯島地域活動センターは、東京大学本郷キャンパスの隣にある文京区の施設です。
  • 入り口には「文京総合体育館」と書いてありますが、その建物のなかに地域活動センターがあります。
  • 地下鉄本郷三丁目駅から徒歩7分ほど、湯島駅から徒歩12分ほどです。
  • 湯島地域活動センター  〒113-0033 文京区本郷七丁目1番2号 文京総合体育館内
    google map: https://goo.gl/maps/Hb6GuYDBedD2
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2018-07-21

[][] 基礎法学総合シンポジウム「〈所有権〉を問い直す──基礎法学の挑戦」  基礎法学総合シンポジウム「〈所有権〉を問い直す──基礎法学の挑戦」 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  基礎法学総合シンポジウム「〈所有権〉を問い直す──基礎法学の挑戦」 - 日曜社会学>社会学的告知  基礎法学総合シンポジウム「〈所有権〉を問い直す──基礎法学の挑戦」 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

第1部 報告
  • 横山美夏「所有権の比較法的考察──フランス法の所有(propriété)概念」
  • 橋本誠一「日本における近代的所有権の形成」
  • 三成美保「ジェンダー視点から問う所有権」
  • 若松良樹「所有の意義について──財産所有性民主主義論をてがかりに」
  • 尾崎一郎「所有権の社会的機能──過少から過剰へ」
第2部 総合討論
  • 司会: 南野佳代、高村学人
  • 主催:基礎法学系学会連合、日本学術会議法学委員会
  • 連絡先: 基礎法学系学会連合 事務局 kisohogaku[at]gmail.com
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2018-05-26

[] 瀬戸内哲学研究会:連続セミナー「現象学的アプローチの諸相」  瀬戸内哲学研究会:連続セミナー「現象学的アプローチの諸相」 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  瀬戸内哲学研究会:連続セミナー「現象学的アプローチの諸相」 - 日曜社会学>社会学的告知  瀬戸内哲学研究会:連続セミナー「現象学的アプローチの諸相」 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

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瀬戸内哲学研究会:連続セミナー「現象学的アプローチの諸相」

趣旨

 フッサールにはじまる(とされる)現象学の方法を「経験の観点」や「一人称的な観点」によって特徴づけるとするならば、そこで当然出てくる疑問のひとつは「自分のものとしてアクセスできない経験やそれによって開かれる世界について、現象学は(どのように)探求を行うことができるのか?」というものでしょう。そうした経験や世界のわかりやすい例として、古代人のそれや精神疾患を持つ人のそれを挙げることができます。しかし、自分のものとしてアクセスできないという意味では、およそ一般に自分以外の人びとの経験や世界についても同様だと言わなければなりません。それらの経験や世界について何も手出しできないのだとすると、現象学的な方法はずいぶんと射程の狭いものだということになります。

 こうした問題に対して現象学の側からはさまざまな応答が可能ですが、今回の連続セミナーでは、隣接領域における現象学の受容という観点からこの問題を取り上げます。社会学・考古学・当事者研究・精神医学という領域からスピーカーをお招きして、

  1. 現象学的な方法がそれぞれの領域にどのように受け止められたのか、
  2. この方法はそれぞれの領域において実際にどれくらいの成果を上げたのか・上げることが期待できるのか

についてお話しいただき、それを題材としたディスカッションを行います。

スケジュール
  • 第1回 「現象学エスノメソドロジー」 2018年5月26日(土) 14:00–17:00
    • 講演:前田泰樹(立教大学)・酒井泰斗(会社員、ルーマンフォーラム)
    • 会場:岡山大学津島キャンパス法文経一号館3F全学共通スペース3-4(355教室)
  • 第2回 「現象学的考古学」 2018年6月1日(金) 14:00–16:00
    • 講演:松本直子(岡山大学
    • 会場:岡山大学津島キャンパス法文経一号館2F文学部会議室
  • 最新情報はこちらでお知らせします。https://setouchi-philosophy.weebly.com
  • 参加費無料(車で来訪する場合の駐車場代は各自にご負担いただきます)。第1回については、スペースの都合上、事前に参加登録をお願いします(申し込み多数の場合会場を変更します)。その他の回については事前登録不要です。
  • 問い合わせ・事前登録はこちらにお願いします:岡山大学文学部 植村玄輝(uemurag[at]okayama-u.ac.jp)
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2018-03-27

[] アクターネットワーク理論と社会学研究会  アクターネットワーク理論と社会学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  アクターネットワーク理論と社会学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知  アクターネットワーク理論と社会学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

1)13:00〜15:00ごろ

  • 「アネマリー・モルの実行概念(enactment)について(仮)」
    話題提供者:浜田 明範 氏(関西大学
  • 文献:Mol, A., 2002. The body multiple : ontology in medical practice. Duke University Press.(=浜田明範・田口陽子訳, 2016. 『多としての身体 : 医療実践における存在論』水声社.)

2)15:00〜17:00ごろ

※ご参加予定の方は、できる限り事前に上掲の書籍・論文をお読みの上、ご参加ください。

今回は、アクターネットワーク理論の主題のひとつである「実在」「存在」の問題について考えます。

 第一報告で取り上げられるモルは、医療・身体の領域でのフィールドワークを続けつつ、「実在」「存在」をめぐる議論を展開してきたアクターネットワーク理論の中心人物のひとりです。同じ(と一般にみなされている)もの(例、動脈硬化)がじつは違う場所では違う形で取り扱われており、にもかかわらず、それらが「同一の存在」とされる(それによって患者の治療が成り立っている)という不思議さ、「同一の存在」とされること(あるいはその多様性を開いてみせること)の意味をめぐって議論できればと思います。

 第二報告では、近年の社会学や人類学、哲学等における「新しい物質主義」(New

Materialism)の展開についてご報告いただきます。近年、アクターネットワーク理論のほかにも、「存在」、あるいは一般的な言い方をすれば「モノ」を主題として取り上げるアプローチが出てきています(ハーマンらの思弁的実在論フーコー的な系譜学、アセンブラージ学派など)。それらのアプローチとの対比の中で、アクターネットワーク理論の「モノ」のとらえ方の特徴とその利害得失について考え、さらには、モノとの関係を論じることの社会学・人類学的な意義について考えたいと思います。

 活発な議論が期待されます。多くの方のご参加をお待ちしています。

この研究会について:フランスの社会学者ブリュノ・ラトゥールと彼(ら)の提唱するアクターネットワーク理論について検討しています。モノと切断された近代的な「人間」観や「社会」観、それらの背後にある「人間/自然」「主体/客体」といった二分法を根底から覆そうとするラトゥールらの議論は、フランス国内にとどまらず、また狭義の科学・技術論にとどまらず、多くの社会学者や人類学者に影響を与えてきました。この研究会では、ラトゥールやアクターネットワーク理論にかかわる文献を検討し、その社会学的な展開の可能性を考えます。学説史・理論的なアプローチとともに、科学社会学・産業社会学・医療社会学・環境社会学・メディア論・イノベーション論・社会変動論での展開など、多様な観点から検討していきたいと思っています。

  • 連絡先:y_ttis@yahoo.co.jp (立石 裕二、関西学院大学
    ※準備の都合上、参加予定の方はできるだけ事前にご連絡ください。また、今回は参加できない場合でも、ご連絡いただければ次回以降の開催予定等を共有させていただきます。
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2018-03-18

[] ことば・認知・インタラクション6  ことば・認知・インタラクション6 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  ことば・認知・インタラクション6 - 日曜社会学>社会学的告知  ことば・認知・インタラクション6 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

http://www.jdri.org/archives/888

会話は、ことばと認知とインタラクションが出会う場です。私たちのプロジェクトでは、言語学・心理学・会話分析・認知科学情報工学など、さまざまなアプローチから会話や話し言葉の諸現象に関する研究を行なっています。今回は2013年から数えて6回目の開催となります。今回は、新たな試みとして、「言語・相互行為研究の新展開:多様な場面の会話データから見えてくること」と題したパネル討論を設けることにしました。多彩なパネリストとともに活発に議論したいと思います。多くの方の参加をお待ちしております。

13:00-13:10 開会挨拶
13:10-13:50 講演1:森本郁代(関西学院大学
援助はどのように行われるか:サービス場面の相互行為分析
14:00-14:40 講演2:高梨克也(京都大学
会話する動機:職務でのコミュニケーションの分析に向けて
15:00-15:40 講演3:黒嶋智美(玉川大学
同定・確認作業における「見ること」の相互行為的基盤
15:50-17:30 パネル討論「言語・相互行為研究の新展開:多様な場面の会話データから見えてくること」

司会: 伝康晴(千葉大学
パネリスト: 西阪仰(千葉大学
土屋俊(大学改革支援・学位授与機構)
鈴木宏昭(青山学院大学
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2018-02-24

[] アクターネットワーク理論と社会学研究会  アクターネットワーク理論と社会学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  アクターネットワーク理論と社会学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知  アクターネットワーク理論と社会学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

1)13:00〜15:00ごろ
  • 「『We Have Never Been Modern』の文献研究」
    話題提供者:額賀淑郎 氏(上智大学
  • 文献:Latour, B., 1993. We Have Never Been Modern. Harvard University Press. (フランス語版は1991)(邦訳:川村久美子訳, 2008. 『虚構の「近代」 : 科学人類学は警告する』. 新評論.)
2)15:00〜17:00ごろ
  • 研究報告等が入る可能性あり(未定)

※ご参加予定の方は、できる限り事前に上掲書をお読みの上、ご参加ください。

今回は、ラトゥールの主著のひとつである「We have never been modern」を取り上げます。良くも悪くも「近代」的な学問といえる社会学をはじめ、いわゆる「近代」的な認識の根源には、人間/非人間、(人間のみを扱う)政治/(非人間のみを扱う)科学という二分法があることを指摘した上で、そうした二分法を排したシメトリカルな認識の必要性を論じた本書は、批判・反論もふくめて大きな反響を呼んできました。本書を手がかりにして、その後の議論の蓄積にも目を向けつつ、モノと切断された近代的な「人間」観や「社会」観の問題性(あるいは、その不可避性?)、ラトゥールの近代性論の射程(やその限界)について考えたいと思います。

この研究会について:フランスの社会学者ブリュノ・ラトゥールと彼(ら)の提唱するアクターネットワーク理論について検討しています。モノと切断された近代的な「人間」観や「社会」観、それらの背後にある「人間/自然」「主体/客体」といった二分法を根底から覆そうとするラトゥールらの議論は、フランス国内にとどまらず、また狭義の科学・技術論にとどまらず、多くの社会学者や人類学者に影響を与えてきました。この研究会では、ラトゥールやアクターネットワーク理論にかかわる文献を検討し、その社会学的な展開の可能性を考えます。学説史・理論的なアプローチとともに、科学社会学・産業社会学・医療社会学・環境社会学・メディア論・イノベーション論・社会変動論での展開など、多様な観点から検討していきたいと思っています。

  • 連絡先:y_ttis[atmark]yahoo.co.jp (立石 裕二、関西学院大学
    ※準備の都合上、参加予定の方はできるだけ事前にご連絡ください。また、今回は参加できない場合でも、ご連絡いただければ次回以降の開催予定等を共有させていただきます。
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2018-02-20

[] 中河伸俊講演会「転調論」  中河伸俊講演会「転調論」 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  中河伸俊講演会「転調論」 - 日曜社会学>社会学的告知  中河伸俊講演会「転調論」 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

事前申込不要。

制度的裏付けを持つ各種の作り物(フィクション)がテーマだとのこと。

第5回質的調査連絡会:中河伸俊「転調論──ゴフマンのフレーム分析を乗りこなすためのいくつかの試行」

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2017-11-05

[] 第90回 日本社会学会大会  第90回 日本社会学会大会 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  第90回 日本社会学会大会 - 日曜社会学>社会学的告知  第90回 日本社会学会大会 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

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2017-11-04

[] 第90回 日本社会学会大会  第90回 日本社会学会大会 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  第90回 日本社会学会大会 - 日曜社会学>社会学的告知  第90回 日本社会学会大会 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

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2017-09-23

[] アクターネットワーク理論と社会学研究会  アクターネットワーク理論と社会学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  アクターネットワーク理論と社会学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知  アクターネットワーク理論と社会学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

「Reassembling the socialは異質なアクターをつなぐネットワークたりうるか? ~翻訳稿を手がかりに可能性と限界を考える」

  • 報告者:伊藤 嘉高 氏(山形大学
  • コメンテータ1:見上 公一 氏(東京大学
  • コメンテータ2:栗原 亘 氏(早稲田大学)

今回は、ラトゥールの主著のひとつ、Reassembling the social(※)を翻訳中の伊藤嘉高さんにご発表いただきます。伊藤さんから事前にご提供いただいた訳稿をベースにしながら、今日の科学技術社会論(STS)や社会学理論の中で見たときのアクターネットワーク理論の特徴や意義、問題点などについて議論したいと思います。主としてSTSの視点から見上公一さん、社会学の視点から栗原亘さんにコメントをお願いしています。活発な議論が期待されます。多くの方のご参加をお待ちしています。

(※)Latour, B., Reassembling the Social: An Introduction to Actor-Network-Theory (2005, Oxford University Press)

今回は第2部を中心に議論する予定です。


この研究会について:フランスの社会学者ブルーノ・ラトゥールと彼(ら)の提唱するアクターネットワーク理論について検討しています。モノと切断された近代的な「人間」観や「社会」観、それらの背後にある「人間/自然」「主体/客体」といった二分法を根底から覆そうとするラトゥールらの議論は、フランス国内にとどまらず、また狭義の科学・技術論にとどまらず、多くの社会学者や人類学者に影響を与えてきました。この研究会では、ラトゥールやアクターネットワーク理論にかかわる文献を検討し、その社会学的な展開の可能性を考えます。学説史・理論的なアプローチとともに、科学社会学・産業社会学・医療社会学・環境社会学・メディア論・イノベーション論・社会変動論での展開など、多様な観点から検討していきたいと思っています。

  • 連絡先:y_ttis[at]yahoo.co.jp (立石)
  • ※準備の都合上、参加予定の方はできるだけ事前にご連絡ください。また、今回は参加できない場合でも、ご連絡いただければ次回以降の開催予定等を共有させていただきます。

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非会員参加費 1000円。

  • 2017年9月23日(土) 14:00〜18:00
  • 専修大学神田キャンパス 2号館208号室

プログラム

自由報告
テーマセッション「ジンメルとアーリ──空間・モビリティ」
  • 吉原直樹「モビリティ・スタディーズからみたジンメル
  • 田中大介「現代社会におけるジンメル再読の複層的文脈──ネットワーク社会論・移動論的転回・物質文化論」
  • コメンテータ:徳田剛
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2017-09-09

[] 植村玄輝著『真理・存在・意識:フッサール『論理学研究』を読む』合評会  植村玄輝著『真理・存在・意識:フッサール『論理学研究』を読む』合評会 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  植村玄輝著『真理・存在・意識:フッサール『論理学研究』を読む』合評会 - 日曜社会学>社会学的告知  植村玄輝著『真理・存在・意識:フッサール『論理学研究』を読む』合評会 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

真理・存在・意識

真理・存在・意識

プログラム

  • 14:00~ 趣旨説明
  • 14:10~ 自著紹介(20分)
  • 14:30~ 評者による提題(1)富山豊氏
  • 14:55~ 評者による提題(2)葛谷潤氏
  • 15:20~ 評者による提題(3)秋葉剛史氏
  • 15:45~15:55 休憩
  • 15:55~16:40 著者の応答と議論
  • 16:40~17:40 フロアを含めて議論

開催趣旨

 『論理学研究』には独特な読みにくさがある。その第一巻をなす『プロレゴメナ』が(論理学的)心理主義をめぐる議論に対して相当の貢献をしたことは明らかだろう。また,その第二巻に提出された概念や思想が後のフッサール現象学にとって出発点となったことも疑いえない。これらのことは入門書に目を通せば比較的容易に知りうることだが,いざテキストそのものに立ち向かってみると,フッサールの論述は入り組み,しばしば途方に暮れてしまう。難しさは論述のややこしさに由来するだけとはかぎらない。そもそも〈論理学に関する諸研究〉とも読めるタイトルを持つこの著作は,相互に関連すると考えられるいくつかの論考を寄せ集めた論集に近い形態を持っている。そこで読者は,全体を通底する統一的なテーマをうまく読みとれずに困惑するのである。

 実際,その第二巻についてはフッサール自身がこう書いている。「このように不備もあり,思考の筋道の多くが完全に明瞭であるとは言えない著作を公にするのは小さからぬ冒険であった。それは著者〔フッサール〕の十分自覚するところである。本書を構成する諸研究は,そもそも公刊を意図して編成されたものではない。認識論をいっそう体系的に基礎づけるための基礎,言い換えれば純粋論理学を認識論的に解明するための基礎としては筆者にとって役立つだろう,そういう性格のものだった」(XIX/2, 783)。だが,そうは言っても二巻合わせて800頁近くにもなるこのテキストのうちに,フッサールという哲学者の抱いていた全体的な哲学像を示唆するいくばくの手がかりもないと考えるのはむしろ不自然だろう。事実,周知のように,フッサールは後にこの著作を「突破口」(XVIII, 8)と呼ぶことになるが,その意味は単にここで現象学がはじまったというにとどまるものではないかもしれない。

 この点で,今年3月に上梓された植村玄輝氏の著作『真理・存在・意識フッサール『論理学研究』を読む』(知泉書館)は,『論理学研究』のテキストのうちに「フッサール哲学」(必ずしも「フッサール現象学」ではない)とも呼べる,包括的・統一的な哲学的構想を浮かび上がらせようとする野心的な著作であると言える。氏のこれまでの研究を知る者ならば,この著作を目論見と内実を一読して済ますことは許されないということも理解しうるであろう。本書は,フッサール哲学を形而上学構想として読むという清新(かつ多かれ少なかれ挑戦的)なアイディアのもとに,テキストの綿密で丁寧な読解に溢れている。あらゆる点からみて,本書の検討はフッサール研究の今後にとって重要な意味を持つだろう。

 評者として富山豊(東京大学),葛谷潤(日本学術振興会専修大学),秋葉剛史(千葉大学)の三氏にご登壇いただく。富山豊氏は初期および中期フッサールの志向性理論に関して優れた業績を持ち,その見識は『論理学研究』を中心的に扱った当該著作の検討に不可欠である。葛谷潤氏はフッサールのみならず英米圏現代哲学への造詣も深く,当該著作の読解に奥行きを与えてくれるだろう。秋葉剛史氏は『論理学研究』を扱った業績を持ちながら,現在では日本における現代形而上学研究の中心で活躍している。「真理」と「存在」をモチーフとする植村の著作を氏の視点から独自に検討していただく。

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2017-09-03

[] メルロ=ポンティサークル第23回大会  メルロ=ポンティサークル第23回大会 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  メルロ=ポンティサークル第23回大会 - 日曜社会学>社会学的告知  メルロ=ポンティサークル第23回大会 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

[] 第41回 ベルクソン哲学研究会  第41回 ベルクソン哲学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  第41回 ベルクソン哲学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知  第41回 ベルクソン哲学研究会 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

  • 日時 : 2017年9月3日(日)14:00より
  • 場所 : 東京大学 本郷キャンパス 法文一号館 115教室
  • プログラム(タイトルは変更される場合があります)
    • 14:00〜15:00 中原真祐子(東京大学)「ベルクソンの「夢」の議論をめぐって」
    • 15:10〜16:10 磯島浩貴(大阪大学)「ベルクソンの直観は真理探求の方法となりうるのか−−ラッセルの直観批判に答える−−(仮)」
    • 16:40〜17:40 原健一(北海道大学)「なぜ再認は進展でなければいけないのかーー『物質と記憶』第二章における記憶の実在証明」

なお、研究会終了後、本郷近辺にて懇親会(参加費¥3500程度)を開催いたします。

会場の予約が必要ですので、参加を予定されている方は、お手数ですが、8月26日までに世話人(岡嶋)までメールにてご連絡ください。

  • 【今回世話人】岡嶋隆佑 okajimaryusuke[at]gmail.com
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