Hatena::Groupsocinfo

日曜社会学>社会学的告知 このページをアンテナに追加 RSSフィード

ただいま、はてなグループの→「カレンダー」機能の使用を検討中。
告知申請は →掲示板*か メール にて。

2007-03-31

[] 第三十九回 哲学/倫理学セミナー  第三十九回 哲学/倫理学セミナー - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  第三十九回 哲学/倫理学セミナー - 日曜社会学>社会学的告知  第三十九回 哲学/倫理学セミナー - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

第一部  13時30分から14時30分まで

  • 構想発表「自由・自己保存・ミメーシス」
    麻生 博之     

「自由」の捉え方には、ひとまず様々なものがありえよう。とはいえ多くのばあい、「自己」であること、あるいは「同じ」自己として存在し続けることが、自由の基本的な成り立ちとして想定されているように思われる。そのような自由の成り立ちは、しかしまた、「他なるもの」、つまり自己を揺さぶり、同じ自己であり続けることを阻む「非同一的なもの」を、いわば支配し、排除しようとする暴力と分かちがたく結びあっているとも思われる。自己であり続けようとすることとは別のかたちで、自由を考えることは可能だろうか。この構想発表では、おもに自由をめぐるアドルノの思考をとりあげ、とりわけ「自己保存」「自発性」「ミメーシス」といった諸概念にそくしながら、予備的な検討と若干の問題提起を行ないたい。

第二部  14時40分から16時40分まで

  • 発表「存在者の共同性はいかにして可能か ──カント哲学における実体概念と関係概念」
    宮村 悠介  

ドイツ哲学のモナド論から強い影響を受けながら、実体相互の関係の実在性を認めるカントにとって、優れた意味での存在者である実体と、その相互の関係の問題は、その世界論の要所に位置する重大な問題であった。本稿はその批判期における解決を、現象における実体とその関係の問題については、実体の相互関係が経験の可能性の条件として証明される、『純粋理性批判』「経験の類推」の「第三の類推」を中心に、叡智的存在者としての実体とその関係の問題については、『純粋理性批判』 「弁証論」から『実践理性批判』に至るカントの歩みに探る。そして存在者とその関係をめぐるカントの思考と、それに支えられたカントの世界論の特色を明らかにすることを通じ、実体をめぐる思考は果たして過ぎ去った時代のものであるのか、そして関係概念を中心に据える世界像と両立できるのか、考えたい。

参考文献

以上

トラックバック - http://socinfo.g.hatena.ne.jp/contractio/20070331