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2008-02-23

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詳細:http://pe-seminar.hp.infoseek.co.jp/map.html

  • 平成20年2月23日(土) 13時30分から16時40分まで
  • 於  学士会館本郷分館 7号室

第一部  13時30分から14時30分まで

  • 構想発表 「カントの象徴論についての試論(仮)」 大熊 洋行

判断力批判』は反省的判断力と規定的判断力、個別と普遍、構想力と悟性と理性の関係、「移行」の問題等々、カント解釈という枠内だけでなく、われわれの経験をとらえなおすための多くのきっかけを与えてくれる。今回はこの本の中でもとくに「象徴論」をとりあげて、我々の「経験」についての考察を行うための準備をしたい。

参考文献

第二部  14時40分から16時40分まで

  • 発表   「社会正義と善き死:このことを考える二歩手前」 福間 聡

社会正義が実現された社会、たとえば社会経済的な平等(社会経済的な格差の減少)が実現された社会はなぜ望ましい社会と言えるのだろうか。それは平等自体に大きな価値があるからだろうか。それとも平等がもたらすなんらかの事柄に大きな価値があるからだろうか。本発表では後者の観点から平等な社会の意義を考察するが、その際俎上に載せられるテーゼは「社会正義(平等)はわれわれの健康に良い」である。最近の社会疫学的研究にあってはこのテーゼの妥当性が検証されており、このテーゼに対して肯定的な立場を示すダニエルズらの議論は大きな関心を呼んでいる。ではこのテーゼが正しいとするならば、このことは社会的な平等を支持する十分な理由となるのだろうか。われわれはどのような価値を健康に見いだしているのだろうか。またそもそも健康自体に価値はあるのだろうか。さらにはひいては、平等な社会は孤独死等の悲惨な人生の末路を回避する道筋をも示すならば、そうした社会を指向するさらなる理由がわれわれにはあることになるのだろうか。こうした事柄を本発表では考察したい。

参考文献
  • Daniels, N, Kennedy, B and Kawachi, I. 2000. Is Inequality Bad for Our Health?, Beacon Press.
  • マイケル・マーモット『ステータス症候群:社会格差という病』(鏡森定信、橋本英樹監訳、日本評論社、二〇〇七年)
  • 福間聡 2007. 『ロールズのカント的構成主義: 理由の倫理学』(勁草書房、二〇〇七年)
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