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2008-06-28

[] 第五〇回 哲学/倫理学セミナーのご案内  第五〇回 哲学/倫理学セミナーのご案内 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  第五〇回 哲学/倫理学セミナーのご案内 - 日曜社会学>社会学的告知  第五〇回 哲学/倫理学セミナーのご案内 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

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第一部  13時30分から14時30分まで

構想発表 「『全体性と無限』における「多産性」という論点をめぐって」田中 隆伯

『全体性と無限』の議論は、住まうこと、労働すること、といったごく日常的な経験に即して展開していく。「多産性」を、そういった経験の延長線上に位置づけることは、一方では可能であろう。しかし、他方で、「多産性」は「超越」という特別に重い負荷を担うものとして登場する。また、それは生物学的な意味合いを必ずしも含むものではないとレヴィナス自身によって繰り返し言及されてもいる。

本発表では、「多産性」から生物学的な意味合いを取り払ってなお持ちうる意味について、レヴィナスが「超越」ということばに即して語るところのものについて、主に『全体性と無限』とそれ以前の著作を素材としながら、考えることにしたい。


第二部  14時40分から16時40分まで

発表   「カール・レーヴィット再考-ハイデガーとの関係を中心に-」熊野 純彦

二〇世紀を代表する哲学者、M・ハイデガーが、その主著『存在と時間』を公刊したのは、一九二七年のことである。おなじその年、最初期の弟子のひとりが、ハイデガーの指導のもとに就職論文(教授資格請求論文)を執筆していた。

Karl Loewith, Das Individuum in der Rolle des Mitmenschen, 1928.は、その論攷が翌年、改題のうえ出版されたものである。主題は、ひとことでいうなら、ハイデガーの思考の継続と批判のこころみにほかならない。本発表では、今回この書を翻訳しなおしたさいに付した「訳者解説」をもとに、両者の交錯の軌跡をたどり、ハイデガーとレーヴィットとのかかわりの推移を追って、前世紀の哲学的思考における可能性のひとつを跡づけてみたい。初期のハイデガー批判が、レーヴィット自身の立場の変容にともなって、晩年にあっての旧師との和解へといたりつく、そのことの消息をあきらかにすることが論点のひとつとなるだろう。なお、翻訳は『共同存在の現象学』と題されて、今秋に岩波文庫から刊行される予定である。

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