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2008-07-26

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http://pe-seminar.hp.infoseek.co.jp/

構想発表 「経験と自然」鈴木 康則

あらゆる認識が経験から始まるとすると、経験とは未知なるものである。だがドゥルーズによれば、経験とは反復である。反復である限り、それは同じものの繰り返しであり、未知なるものは存在しないことになる。また、厳密に未知なるものが経験だとすると、その未知性ゆえに経験は人間にとって疎遠なものにとどまるはずである。

では経験はいかにして認識へと生成するのだろうか。あるいは経験はどのような仕方で、人間的認識システム(自然)のうちに入り込むのか。今回の発表ではこうした問いを、ドゥルーズを参照しながら考察する予定である。

発表「芸術と自然」三重野 清顕

一般に、ドイツ観念論の芸術思想においては、伝統的な自然模倣という原理は拒否される。そこでは、美学の対象は芸術美へと限定され、またミメーシスの原理が採用されることもないのである。しかしシェリングの初期思想における「絶対的生産性」としての自然の概念に基いて自然模倣に再解釈を加えることによって、そのドイツ観念論における意義を積極的に評価することが可能であるように思われる。本発表においてわれわれは、芸術と自然との関係を、おもにその時間論的側面から問い直し、模倣論を再評価することを試みる。


ドイツ・ロマン派全集 (第20巻)

ドイツ・ロマン派全集〈第9巻〉無限への憧憬 (1984年)

ドイツ・ロマン派全集〈第9巻〉無限への憧憬 (1984年)

  • 出版社/メーカー: 国書刊行会
  • 発売日: 1984/08
  • メディア: ?
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