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2010-05-29

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第一部  14時30分から15時30分まで 

  • 構想発表 「ヘーゲルの行為論」 海上 隆政

『法の哲学』において行為は、第2部「道徳性」に固有の概念として厳格に規定されている。しかし『精神現象学』に遡れば、行為は多様な境位において語られている。その主要な箇所を挙げれば、V「理性の確信と真理」のB「理性的自己意識の自己自身による現実化」、VI「精神」のA「真なる精神 人倫」における「人倫的行為」とC「自己自身を確信している精神 道徳性」となるだろう。以上の三つの箇所で論じられる問題は『法の哲学』にも見いだすことができる。しかしこれらについて『精神現象学』と『法の哲学』の接続を具体的にあとづけることには困難が予想される。まず挙げられる理由としては、しばしば指摘される構成上の大きな差異がある。本発表ではそうした構成上の問題には深入りしないが、行為をめぐるいくつかの問題に論点を絞って『精神現象学』と『法の哲学』を検討する。そうすることで『法の哲学』において行為概念が規定されたことが、いかなる意味をもつのかを検討したい。


第二部  15時40分から16時40分まで

  • 構想発表 「ヘーゲル論理学の時間論的読解のための歴史的諸前提」 三重野 清顕

ヘーゲルにおいて「矛盾」は最重要ともいえる概念であるが、その解釈

は論者によってひどく多様である。矛盾の例として「上と下、右と左、父

と息子」などをヘーゲルは挙げている。これらはしばしば「不適切な例」

として批判の対象となってきた。しかしこれに類する例は、ヘーゲル自身

が実際に参照しえたかどうか確認することは困難であるとはいえ、歴史上

多くの重要な文脈においてしばしば登場してきたものである。本発表では

それらを整理することで、ヘーゲルの矛盾論を歴史的文脈に位置付けるこ

とを試みつつ、さらにヘーゲルの論理学を時間論として読解することの

可能性を検討してみたい。

  • 【参考文献】
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