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2010-07-24

[] 第11回リプロダクション研究会「妊娠期の超音波画像診断(エコー)と社会」/科研費研究「女性に親和的なテクノロジーの探求と新しいヘルスケア・システムの創造」共催  第11回リプロダクション研究会「妊娠期の超音波画像診断(エコー)と社会」/科研費研究「女性に親和的なテクノロジーの探求と新しいヘルスケア・システムの創造」共催 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  第11回リプロダクション研究会「妊娠期の超音波画像診断(エコー)と社会」/科研費研究「女性に親和的なテクノロジーの探求と新しいヘルスケア・システムの創造」共催 - 日曜社会学>社会学的告知  第11回リプロダクション研究会「妊娠期の超音波画像診断(エコー)と社会」/科研費研究「女性に親和的なテクノロジーの探求と新しいヘルスケア・システムの創造」共催 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

要事前申込。詳細:http://homepage2.nifty.com/~shirai/html/repro.html

エコー(超音波画像診断装置)が日本の産婦人科に普及して20年がたった。現在では胎児の段階で診断がされたり、さらに「胎児治療」まで用途が広がっている。 エコーは医療現場ではもはやなくてはならない道具の一つである。

しかし産婦人科的にも、助産学的にも、妊産婦の認識や行動としても、それは単なる「診断と治療のための道具」だけではない。

 妊婦はエコー写真をアルバムにし、胎児が視覚化されることで時には人工妊娠中絶を思いとどまり、医療者も妊婦もエコーのモニターを見ながら「かわいい」と楽しむ。

 一方で超音波画像診断装置(エコー)は、企業措置政策として政策的に普及が推し進められ、医療経済の市場拡大に大きく貢献した。行政が補助する妊婦健診にエコーが盛り込まれたことには、どのようなインパクトがあるだろうか。妊婦健診はどのように変わり、妊婦はどのように変容してきたのだろうか。

 第11回リプロダクション研究会では、妊娠期の超音波画像診断(エコー)の社会的側面について考えたい。

【報告】

  • 白井千晶(日本学術振興会特別研究員)「妊娠期のエコーの使われ方の現状:マタニティ誌と産院の広報を中心に」(話題提供) あるいは
    「妊娠期のエコーに関する社会学論文レビュー:エコーは『赤ちゃんの初めての写真』」
報告概要 話題提供として、日本においてエコーがどのように使用されているのか、あるいはどのような位置づけなのか、マタニティ誌と産院の広報を紹介する。エコーは、身体の中を擬似的に写し出す診断と治療のための科学技術であるが、こと妊娠期に関しては、そのような医療的な道具以外の機能を果たしていることが観察される。  妊婦はエコーの写真をWEBサイトにアップしたり、胎児名をつけたり、健診に行くことを「赤ちゃんに会いに行く」と呼んだりしている。マタニティ誌は「画像の読み方」や「胎児自慢」を特集している。産院は4Dのエコーでより鮮明な胎児の画像が得られたり、その動画がプレゼントされることを広報する。医療者は「母性を育てるために」エコーの画像を妊婦に開設する。  このような現状についてフロアに紹介し、可能であれば『Babies First Picture』(赤ちゃんの初めての写真)を初めとする社会学的研究をレビューしたい。
  • 小村 由香(日本看護協会)「胎児の超音波検査における相互行為――妊婦が胎児に抱く感情経験の組織化」
報告概要 出産の施設化、医療化の進展にともない、様々な医療テクノロジーが導入され、産科医療も大きな変化を遂げてきた。なかでも超音波画像診断の導入は、医療上の診断技術の向上という側面だけではなく、妊婦の身体感覚や胎児の認知のあり方、さらには胎児画像が商品化されることで消費対象となるなど、文化的側面においても、人びと(社会)に大きな影響をもたらしてきた。しかし、超音波診断画像に映し出された胎児の画像を眺め、胎児をみて「かわいい」といった評価や愛着を抱くのは「自然な」「自明」のことだろうか。というのも、モノクロの陰影から成る胎児画像を一見して、直ちに画像の内容を理解し、画像内の胎児に対して肯定的な感情を抱くことのほうが不自然だと思われるからだ。  そこで今回の報告では、2005年~2007年にかけて、実際に妊婦と医療専門家との相互行為をビデオ撮影したデータをもとに、胎児画像をみて妊婦が「かわいい」という感情を抱くことは自明なことなのか、それはどのようなプロセスを経てこうした感情経験に至るのかを会話分析の手法を援用しながら考察してみたい。
  • 鈴井江三子(川崎医療福祉大学)「日本における産婦人科領域へのエコー導入の経緯と、妊婦の身体感覚と胎児観の変化」
報告概要  2010年現在、日本における妊婦健診は、毎回超音波診断が提供されるという特異な様相を呈している。一体いつから、妊婦健診に超音波診断装置が導入され、普及していったのか。また、同装置が急速に普及・浸透していった要因は何なのか。戦後の医療制度再編と、産業構造の転換からみえる要因とそれに伴う諸政策を考察する。 そして、その結果、サービスの受け手である妊婦はどう変容したのか。これまでの著者の既出報告を基に、医療テクノロジーと妊婦の身体感覚への影響について考察する。
  • 【参加費】資料代として500円
  • 【共催】2009-2011年度 文部科学省(新学術領域)「女性に親和的なテクノロジーの探求と新しいヘルスケア・システムの創造」(代表 日比野由利)

[] 第12回サイエンスカフェ・イン・高輪: 「子どもの健康と環境に関する全国調査」からみえてくるもの  第12回サイエンスカフェ・イン・高輪: 「子どもの健康と環境に関する全国調査」からみえてくるもの - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  第12回サイエンスカフェ・イン・高輪: 「子どもの健康と環境に関する全国調査」からみえてくるもの - 日曜社会学>社会学的告知  第12回サイエンスカフェ・イン・高輪: 「子どもの健康と環境に関する全国調査」からみえてくるもの - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

第12回サイエンスカフェ・イン・高輪を、講師に佐々木裕子氏をお招きして開催いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。 佐々木氏は、元東京都環境科学研究所分析研究部長で、環境省が実施する「子どもの健康と環境に関する全国調査」に参画なさり試料分析の計画などを担当されています。現在も明治薬科大と国立環境研究所において、この調査研究の準備を行っています。今回は、この調査の実施が必須とされるにいたった、近年子どもたちにおこっている変化、そしてこの調査の目指すものなどについてお話いただきます。多数の皆様のご参加をお待ちしております。
  • 日時: 2010年7月24日(土)14時から16時
  • 場所: キリスト友会東京月会会堂(港区三田4-8-19)
  • 話題: 今 子供たちになにがおこっているか――「子どもの健康と環境に関する全国調査」からみえてくるもの――
  • 講師: 佐々木裕子 氏(明治薬科大学客員研究員)
  • 参加費:800円
  • 参加申し込み:必要
  • 定員:30名
要旨: 近年、子供達のアレルギー疾患やぜん息、先天奇形、精神神経発達などの発生率の増加に対し、環境からのリスクの増大が懸念され、環境中の有害化学物質に対する子供の脆弱性について国内外で関心が高まっています。そこで、環境省は胎児期から小児期にかけての化学物質の曝露が子供の健康に影響を与えているかのどうかを明らかにするために、北海道から沖縄まで全国の10万組の母子と一部父親をリクルートし、「子どもの健康と環境に関する全国調査」(通称:エコチル調査)を始めることになりました。ここでは、来年1月に始まるエコチル調査(出生コーホート調査)の実施に至った背景、目的、どのような化学物質をどのように調査するか、成果を子供達にどのように生かしていく予定かについてお話しします。
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