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2011-03-26

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中止。

http://pe-seminar.web.infoseek.co.jp/

第一部 13時30分から15時00分まで

構想発表「ヘーゲルにおける〈自己感情〉の概念」 
  • 池松 辰男

主人における欲望の充足、意識における神との直接的な接触、動物における有機的生命の維持、そして心身の統一など、これらさまざまにことなったことがらを指して、ヘーゲルはしばしば「自己感情(Selbstgefühl)」という言葉をもちいている。「自己意識(Selbstbewusstsein)」とくらべて散逸的なその言葉づかいをつうじて、「自己感情」がしめしているのは、身体をもち、欲望へと駆り立てられるところの有機的な生命としての、「自己意識」とはことなる自己のいまひとつのありかたではないだろうか。自己感情は、それ自体としては、労働や習慣といった営みをつうじて超えられてゆく契機にすぎない。それでもなお、まさにそれらの営みが具体的にいかにして成り立つかをみとどけるために、かならずしも判明でない件の概念の成り立ちをいますこしていねいにみさだめることには、充分に価値があると思われる。本発表の主題は、ヘーゲルにおける「自己感情」をめぐる言葉づかいを整理し、その意味するところと、それがほかの諸概念にたいしてもつ積極的な意義をみいだすことにある。


第二部 15時10分から16時40分まで

発表  「レヴィナスにおける主体性――享受と近さ――」
  • 田中 隆伯

ほぼ同じ時期に発表された著作である『存在することから存在するものへ』(1947)において表立っては登場しないものの、レヴィナスは、『時間と他なるもの』(1946-47)のテーマ設定を「孤独」ということばとともに語りはじめている。そこで展開される議論じたいは、たしかに、この時期のレヴィナスの議論においてもなじみ深い、「存在するものなき存在すること」、「イリヤ」、「実詞化」といった論点をたどってはいくが、主体のありようをあくまでも「孤独」ということばで捉えながら、「時間」との関わりを考えようというレヴィナス自身が掲げている構想じたいはあまり着目されることがなかったように思われる。

だが、『時間と他なるもの』は『全体性と無限』(1961)の議論全体を先どりするようなかたちで構成されていることを考慮に入れるならば、その意味がかぎりなく脱色させられていく一方で、ことばそれじたいが持つ喚起力を十分に意識しながら語りだされる「孤独」ということばに着目し、後年の著作に登場する述語との連関を問うところから見えてくることがらもあるのではないだろうか。

本発表では、「孤独」ということばにひとまずは着目し、『時間と他なるもの』では登場することが少ない「享受」ということばを手がかりとしながら、レヴィナスが語るところの「主体性」について、おもには二つの主著を素材として考えることにしたい。

精神の現象学 上 (ヘーゲル全集 4)

精神の現象学 上 (ヘーゲル全集 4)

精神の現象学 下 (ヘーゲル全集 5)

精神の現象学 下 (ヘーゲル全集 5)

ワイド版世界の大思想 (3-3)

ワイド版世界の大思想 (3-3)

全体性と無限 (上) (岩波文庫)

全体性と無限 (上) (岩波文庫)

全体性と無限〈下〉 (岩波文庫)

全体性と無限〈下〉 (岩波文庫)

存在の彼方ヘ (講談社学術文庫)

存在の彼方ヘ (講談社学術文庫)

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