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2012-05-26

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第一部 13時30分から15時00分まで
  • 構想発表  「無限判断論の射程」 三重野 清顕    

 20世紀初頭、コーヘンをはじめとする多くの思想家たちが否定を介した根源への接近について語っている。このような潮流において、「無限判断」という判断形式への方法論的依拠が注目されよう。実際にはこのような否定の機能は哲学史上しばしば着目されているものであり、たとえばコーヘンは「連続性」という観点からアリストテレスヘーゲルと批判的に対決している。本発表では、とりわけアリストテレスの「非規定的名辞(onoma aoriston, nomen infinitum)」に関する議論の影響、カント以後のの哲学における「無限判断」論の展開について概観することで、コーヘンによる批判の意図と有効性を明らかにするとともに、無限判断論の哲学的な射程を検討することを目指す。

    • 【参考文献】
      • コーヘン『純粋認識の論理学』(Cohen, Logik der reinen Erkenntnis)
第二部 15時10分から16時40分まで
  • 発表  「ヘーゲル「人間学」読解――自己感情を軸に」 池松 辰男

 ニュルンベルク期以前のヘーゲルの「精神哲学」体系構想は、「意識」の経験の叙述から、すなわち「精神現象学」から始まっていた。それに対して、『エンチュクロペディ』の「精神哲学」は「人間学」から始まる。が、「人間学」は「人間」についてはなにも語らない。その主題は「魂」である。「精神現象学」に先だって「魂」についての学を、しかも「人間学」として引き受ける――このことでヘーゲルはなにを目指していたのか。本稿はその手がかりを「自己感情」という概念に置く。「魂」が「自己感情」を軸に、次の段階たる「意識」へと、すなわち自我へと生成してゆく、その過程の叙述が「人間学」である。自我の発生をめぐって展開される老ヘーゲルの思考に、「人間学」における「自己感情」の解釈をつうじて迫りたい。

    • 【参考文献】
      • ヘーゲル『精神哲学』船山信一訳、岩波文庫
      • G.W.F. Hegel, Gessamelte Werke Bd. 13/19/20 (Enzyklopaedie, Ausg. 1817/1827/1830)
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