2012-07-30
■ [msc] 森下 翔「ラボラトリー・スタディーズ:知識生産の現場のミクロな記述とは」

http://www.scicomsociety.jp/?page_id=32
定員あり要事前申込み。
科学コミュニケーション研究会 第21回関西支部勉強会
- ゲスト
- タイトル
- ラボラトリー・スタディーズ:知識生産の現場のミクロな記述とは
- 概要:ゲストより
実験室をフィールドワークする「ラボラトリー・スタディーズ」は70年代・80年代頃から始まりました。ラボラトリー・スタディーズは創始された当初より既成の科学観に対する批判を旨とし、現実の科学実践の記述を通じて新たな科学観を提示することを試みてきました。今回はそうした一連の研究について、自分の研究の話を交えつつお話出来たらと思います。
25名程度
*当日参加も可能です!
*お申し込みをいただいた方には、リマインダーをお送ります。
- 持ち物 (おなかがすく時間なので)夕ご飯をご持参ください。
- 主催
- 科学コミュニケーション研究会 関西支部有志
- 第21回勉強会・運営担当 水町 衣里、秋谷 直矩(京都大学)、加納 圭(滋賀大学)
- 問い合わせ先 kansai[at]scicomsociety.jp
2012-07-28
■ [Hu] 三田哲学会主催シンポジウム「『全体性と無限』の現象学的読解」

三田哲学会主催シンポジウム「『全体性と無限』の現象学的読解」
(副題「ユダヤ・ディアスポラの継承と現象学の発展フッサール、ハイデガー、レヴィナス、アーレント」)エマニュエル・レヴィナスの主著『全体性と無限』が出版されて去年で半世紀を迎えました。この度、節目の年を記念して『全体性と無限』におけるフッサールとハイデガーとのレヴィナスの対決を捉え直すシンポジウムを開催することになりました。皆様お誘い合わせの上、是非ご参加ください。
- 日時 2012年7月28日(土)14時〜17時
- 場所 慶應義塾大学三田キャンパス453教室
プログラム
2012-07-25
■ [misc] J-BEANSセミナー:伊藤泰信「文化人類学者が医療現場をつぶさに観察する」

http://www.jaist.ac.jp/event/2012/725-3j-beans.html
- 日時: 平成24年7月25日(水)12:40-13:20
- 会場: 北陸先端科学技術大学院大学 ラーニング・コモンズ「J-BEANS」(大学会館1階)
- 〒923-1292 石川県能美市旭台1-1
http://www.jaist.ac.jp/general_info/campus/map/0009.html- 伊藤 泰信(北陸先端科学技術大学院大 知識科学研究科 准教授)
「文化人類学者が医療現場をつぶさに観察する」医療現場、とりわけ病院のナースステーションを長時間にわたって観察する機会を得ている。
医療従事者(看護師)の日常の業務実践は多岐にわたる。それらはときに同時並行的に進み、ときに中断を余儀なくされるというように、めまぐるしく展開する。時々刻々と変化する患者の情報をできうるかぎり正確に把握、伝達・共有することが求められるなか、業務や情報伝達の抜けや洩れを避けるべく、さまざまな努力や工夫を日々看護師たちは重ねている。
本セミナーでは、ヒヤリハット(インシデント)誘発を避けるために勝手な振る舞いが制限された状況下における医療従事者の業務実践、とりわけ表立っては語られることのないローカルルールや融通性・創意工夫の持つ意味について、文化人類学のアプローチを紹介しながら、検討する。
English material will be given for the foreign (non-Japanese) audience.
2012-07-15
■ [misc] 「ナラティヴと質的研究会」

渦は、空気の流れをつくり、気流になって、渡り鳥を飛翔させます。渦は、水の流れをつくり、異なる潮の境界を混ぜあわせます。小さく虹色に光るしゃぼん玉の表面も、よく見ると小さな渦の動きが支えています。
今、ここで、生まれるナラティヴ実践の場、異種混交で多様な立場の多声ナラティヴが飛び交う場、大小さまざま、ふつふつと巻きおこる、何がおこるかわからない、新しいナラティヴ共同生成の渦を一緒につくりましょう。
ナラティヴと質的研究会 第一回「人生と老いと震災のナラティヴ」
2012-07-06
■ [emca][misc] 科学コミュニケーション研究会関東支部勉強会:秋谷 直矩「『見失われた何か』とエスノメソドロジー」

http://www.scicomsociety.jp/?page_id=25
科学コミュニケーション研究会では、科学コミュニケーションに関する活動・研究を行っている人々が広く集い、定期的にお互いが顔を合わせて議論する場の創 出を目指して、活動しています。この活動の一環として、科学コミュニケーショ ンに関連する勉強会を開催しています。
勉強会では、従来の科学コミュニケーションの枠組みを広げる可能性のある活動・研究を行っている方をお招きし、その考え方に触れることで、科学コ ミュニケーションという概念の発展可能性を探ります。最初に講演いただいた後は、参加者の皆さんとの質疑応答で進めていきたいと思います。
- ゲスト: 秋谷 直矩 氏 (京都大学 物質-細胞統合システム拠点 科学コミュニケーショングループ 特定研究員)
- 概要: タイトル:「『見失われた何か』とエスノメソドロジー」
- 概要:
活動をどのように評価するのかという課題は、目的志向的な活動を組織している人々に常についてまわる問題です。だから、私たちは、もともと数的な固有特性のない私たちの活動に対して、様々な評価軸をつくり、分類し、数え上げます。そうすることで、自分たちの活動の妥当性や問題点を、数え上げによって見出された数的固有特性から見出そうとします。それ自体はとても意味あることです。しかし、そうした取り組みからは、「相互行為的」な「何か」が「見失われる」という問題点があります。このような「見失われた相互行為的な何か」を探究すること――社会学の比較的新しい潮流のひとつであるエスノメソドロジーは、この課題に一貫して取り組んできました。本発表では、このエスノメソドロジーについて概観していきたいと思います。そして、フロアのみなさんんと、エスノメソドロジーの科学コミュニケーションにおける有用性・利用可能性について議論していきたいと思います。- 開催日時: 2012年7月6日(金) 18:30-20:30
※午後8時を過ぎると、建物は自動的に施錠されます。
午後8時以降に遅れてくる事が確定されている方は、運営担当までご相談下さい- 場所: 東京大学 本郷キャンパス 理学部1号館2F 206号室
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_06_01_j.html- 参加方法: 科学コミュニケーションに興味を持つ方であれば、どなたでも ご参加いただけます。直接会場にお越し下さい。参加費は無料です。 (会場の定員は80名で、先着順となります)
- 主催: 科学コミュニケーション研究会 関東支部有志
- 問い合わせ先: kanto[at]scicomsociety.jp