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2018-03-27

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1)13:00〜15:00ごろ

  • 「アネマリー・モルの実行概念(enactment)について(仮)」
    話題提供者:浜田 明範 氏(関西大学
  • 文献:Mol, A., 2002. The body multiple : ontology in medical practice. Duke University Press.(=浜田明範・田口陽子訳, 2016. 『多としての身体 : 医療実践における存在論』水声社.)

2)15:00〜17:00ごろ

※ご参加予定の方は、できる限り事前に上掲の書籍・論文をお読みの上、ご参加ください。

今回は、アクターネットワーク理論の主題のひとつである「実在」「存在」の問題について考えます。

 第一報告で取り上げられるモルは、医療・身体の領域でのフィールドワークを続けつつ、「実在」「存在」をめぐる議論を展開してきたアクターネットワーク理論の中心人物のひとりです。同じ(と一般にみなされている)もの(例、動脈硬化)がじつは違う場所では違う形で取り扱われており、にもかかわらず、それらが「同一の存在」とされる(それによって患者の治療が成り立っている)という不思議さ、「同一の存在」とされること(あるいはその多様性を開いてみせること)の意味をめぐって議論できればと思います。

 第二報告では、近年の社会学や人類学、哲学等における「新しい物質主義」(New

Materialism)の展開についてご報告いただきます。近年、アクターネットワーク理論のほかにも、「存在」、あるいは一般的な言い方をすれば「モノ」を主題として取り上げるアプローチが出てきています(ハーマンらの思弁的実在論フーコー的な系譜学、アセンブラージ学派など)。それらのアプローチとの対比の中で、アクターネットワーク理論の「モノ」のとらえ方の特徴とその利害得失について考え、さらには、モノとの関係を論じることの社会学・人類学的な意義について考えたいと思います。

 活発な議論が期待されます。多くの方のご参加をお待ちしています。

この研究会について:フランスの社会学者ブリュノ・ラトゥールと彼(ら)の提唱するアクターネットワーク理論について検討しています。モノと切断された近代的な「人間」観や「社会」観、それらの背後にある「人間/自然」「主体/客体」といった二分法を根底から覆そうとするラトゥールらの議論は、フランス国内にとどまらず、また狭義の科学・技術論にとどまらず、多くの社会学者や人類学者に影響を与えてきました。この研究会では、ラトゥールやアクターネットワーク理論にかかわる文献を検討し、その社会学的な展開の可能性を考えます。学説史・理論的なアプローチとともに、科学社会学・産業社会学・医療社会学・環境社会学・メディア論・イノベーション論・社会変動論での展開など、多様な観点から検討していきたいと思っています。

  • 連絡先:y_ttis@yahoo.co.jp (立石 裕二、関西学院大学
    ※準備の都合上、参加予定の方はできるだけ事前にご連絡ください。また、今回は参加できない場合でも、ご連絡いただければ次回以降の開催予定等を共有させていただきます。
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