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2018-12-01

[] 2018年度東北社会学研究会大会シンポジウム「1968から2018へ――社会運動研究の新基軸を求めて」  2018年度東北社会学研究会大会シンポジウム「1968から2018へ――社会運動研究の新基軸を求めて」 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  2018年度東北社会学研究会大会シンポジウム「1968から2018へ――社会運動研究の新基軸を求めて」 - 日曜社会学>社会学的告知  2018年度東北社会学研究会大会シンポジウム「1968から2018へ――社会運動研究の新基軸を求めて」 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

  • 日時:2018年12月1日(土)13:00~17:00 
  • 会場:東北大学川内南キャンパス、文科系総合講義棟2階の第3小講義室
  • 登壇者(敬称略)
  • 参加費:1000円(非会員・会員とも、お申し込み不要)
  • 懇親会費:4000円予定(要申し込み、東北大学川内キャンパス内を予定)
  • お問い合わせ:東北社会学研究会シンポ問い合わせ窓口 itacie15[at]gmail.com

シンポジウムの趣旨

 1960年代、北米や西欧、アジア、中南米の各国で、さらには社会主義圏においても、広範に社会運動の多発・拡大が見られた。これらの社会運動は、大量の若者の参加、近代主義西洋文化への疑義といった提起されたテーマの新しさ、創意工夫に富んだ直接行動など戦略面での斬新さなどが、人びとの注目を集めた。とくに1968年には、ベトナム戦争におけるテト攻勢、公民権運動を率いていたM. L.キング牧師の暗殺、「プラハの春」とソ連軍侵攻といった社会的大事件と即応しながら、社会運動が世界各地で高揚した。以来、“1968”は現代史や社会運動に関心を持つ者にとって重要な意味を持つ数字となっている。

 社会運動の社会学にとっても“1968”が持つ意味は大きい。アメリカ社会学では“1968”に関連する研究から、政治過程論や資源動員論、ネットワーク分析などが発展した。ヨーロッパでは、フランスの五月革命の経験などをもとに、新しい社会運動論が提出され、マクロな社会構造の変動と社会運動を連関させて論じる潮流をつくりだした。現在の社会運動論も、因果関係の説明を重視する前者の動員論的アプローチと、解釈的説明を重視する後者の行為論的アプローチにおおよそ二分されている。“1968”を大きな契機として発展した諸理論の功績は大きいながらも、現在の社会運動論は、ふたつのアプローチの二項対立に陥りがちであり、両者の統合や新しいアプローチの発展がいまだ十分に見られないと言える。

 同時に、近年の日本では、2011年の東京電力福島第一原子力発電所事故をきっかけとする反原発・脱原発運動や2015年の安保法制反対運動など、社会運動が再び活況を呈しつつある。こうした状況に対応しうる、社会運動論の理論的発展が求められている。

 そこで、1968年から50周年にあたる本年のシンポジウムでは、社会運動論にとっての“1968”の重要性と社会運動論の現状をふまえ、あらためて戦後日本の社会運動と社会運動論の展開を検討する。具体的には、1960年代、1970から1980年代、2000年代と、戦後の異なる時期に発生した社会運動を研究した経験を持つ方々に、研究対象とした運動の歴史的意義や社会運動論における当該運動の位置づけなどについて報告いただく。 “1968”を基点に戦後日本の社会運動研究を振り返り、検証することによって、社会運動論の現状を越え、近年の社会運動をとらえるための新基軸を探求することが、本シンポジウムの狙いである。

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