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2019-06-29

[] 第130回 哲学/倫理学セミナー  第130回 哲学/倫理学セミナー - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  第130回 哲学/倫理学セミナー - 日曜社会学>社会学的告知  第130回 哲学/倫理学セミナー - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

https://peseminar25.wixsite.com/peseminar/130

第一部 発表

  • ベルクソンの「自由行為」を拾い直してみる(中原真祐子)

 ベルクソンは、その最初の著作である『意識に直接与えられたものについての試論』において、「自由」は行為と具体的自我とのあいだの関係であるとし、「われわれは自由であるがゆえに、その関係は定義不可能である」と論じた(第3章末尾)。定義不可能とされたその「関係」、つまりベルクソン的自由とはどのようなものなのか。

 本発表では、ベルクソンの自由行為についての議論を、『試論』第2章の「具体的自我」の議論を踏まえた上で、検討してみたい。検討の材料として同書が人間の行為について与えている複数の具体的なスケッチに着目し、それを解釈していくことで、かれが「自由行為」を、どのようにイメージしていたのかを析出することを目指したい。この作業は、ベルクソンの「自由」論を読み解く際の、基礎を固める作業となるはずである。

  • 【参考文献】
    • アンリ・ベルクソン『意識に直接与えられたものについての試論(時間と自由)』
    • 同『物質と記憶
      (いずれも邦訳が複数あります。)

第二部 発表

  • 「理解」の構造――レーヴィットの共同相互存在論(大澤真生)

 私たちは何をよすがにして他者を理解しているのか。また、他者を理解するということは、他者をどのような仕方で理解することなのか。

 カール・レーヴィットは著書『共同人間の役割における個人』(以下『個人』)において、関係規定的な人間存在(共同相互存在)のありかたを、他者に対する「ふるまい」の構造分析をつうじて明らかにすることをこころみる。そうした一連の分析のなかで、レーヴィットが「ふるまい」の様式のひとつとして、特権的なかたちで、他者との相互的な「語り」の場面を詳細に取りあげているということを、どのように解釈するべきか。本発表は、『個人』におけるレーヴィットの「語り」をめぐる所論を、他者を理解することの問題系として整理・検討しようとするものである。すなわち、第一に、レーヴィットが描出する「語り」を、互いに相手を理解することを目的とする他者本位のふるまいとして把捉し、その内実を明らかにしたうえで、第二に、レーヴィットの共同相互存在論において「他者を理解する」というふるまいが帯びている倫理的意義について検討を加えることにしたい。

 対話は、理解しようとする他者とのあいだに、言い換えれば、未だ理解しえない他者とのあいだに立ち現れるふるまいである。本発表はレーヴィットの所論をつうじて、「語り」が本質的に孕んでいる他者の理解不可能性を、「語り」の倫理性として抽出することを目指す。

  • 【参考文献】
    • カール・レーヴィット『共同人間の役割における個人』(熊野純彦訳『共同存在の現象学』)

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2019-06-08

[] 東北社会学会研究例会「ゴフマン研究の射程」  東北社会学会研究例会「ゴフマン研究の射程」 - 日曜社会学>社会学的告知 を含むブックマーク はてなブックマーク -  東北社会学会研究例会「ゴフマン研究の射程」 - 日曜社会学>社会学的告知  東北社会学会研究例会「ゴフマン研究の射程」 - 日曜社会学>社会学的告知 のブックマークコメント

東北社会学会では、「ゴフマン研究の射程」をテーマに下記日程において、研究例会を開催することになりました。どなた様でも参加可能ですので、関心のある方は奮ってご参加ください。なお、予約不要・参加費無料でございます。

企画趣旨

アーヴィング・ゴフマンの知的遺産は、分野の垣根を超えて人類学・言語学社会心理学などの分野に影響を及ぼしているし、また、現代の第一線の社会学理論家たち(ルーマンハーバーマスブルデュー、ギデンズ・・・)からも高く評価されてきた。周知のように、彼が提示したいくつものタームや概念がすでに社会学の共有財産になっている。にもかかわらず、リップサービスを超えた水準で、彼の社会学的探究の性格を体系立てて理解し、その学説史的背景を解明し、それらを踏まえてゴフマンを「今」(=ネットへの接続とCMCが日常茶飯事化した現在)に生かす試みはさほど進展していない。とくに日本では、四半世紀ほど前にいったん高まったゴフマンへの関心が退潮したあと、ゴフマン研究もゴフマンを使った研究も比較的低調に推移してきた。この企画では、そうした流れの潮目を変える契機をつかむべく、彼の主著の一つで提唱されたframe analysisをモチーフに、彼の研究の射程を検討し再確認する報告と討論の時間を共有したい。

登壇者/報告タイトル
  • 1. 「信用詐欺と『フレーム・アナリシス』――ゴフマン社会学における連続性と飛躍」薄井明(北海道医療大学
  • 2. 「フレーム分析の実用可能性――fabricationとうそをめぐる試考」中河伸俊(関西大学
  • 3. 「対面的相互行為とメディア経験――ゴフマンの「状況の定義」論の観点から」木村雅史東北大学
  • 日時: 2019年6月8日(土)13:00-16:00
  • 会場: 東北大学川内南キャンパス文学研究科棟2階大会議室(キャンパスマップ
    • * 文学研究科棟は、上記キャンパスマップの「C13」の建物です。会場の「大会議室」は、文学研究科棟2階のエレベーターを降り、右手一番奥のつきあたりの部屋になっております。
問い合わせ先
  • 東北社会学会研究活動委員会 tss-knkt[atmark]ml.tohoku.ac.jp
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