Hatena::Groupsocinfo

2016-03-28 [ 日曜社会学>社会学的告知のカレンダー ]

告知申請は →掲示板*か メール にて。  (※ただしイケメンはてなユーザに限る。)

<前の日 | 今日 | 次の日>

2016-03-28

[][] 社会科学の哲学勉強会「社科哲紀行」

【日時と会場】

  • 日時:2015年3月28日(月)・29日(火) ※どちらか1日だけの参加も可能です.
  • 会場:一橋大学 国立キャンパス 第三研究館(東キャンパス) 三階 研究会議室.[キャンパス地図]

【目的】

  • (1)社会科学の哲学という領域の雰囲気を知る.
    • 「社会科学の哲学」(philosophy of social science(s))は,いわゆる「分析系」科学哲学の一分科として近年発展しつつある分野であり,社会科学にまつわる方法論・認識論・存在論等を広く扱います.北米を中心に世界的規模で興隆しつつありますが,日本ではまだまだマイナーで,これを専門としている研究者はほとんどいません.本企画では,この分野に関する基本的な話題を短期間で集中的にシェアすることを第1の目的とします.
  • (2)社会科学の哲学に関心のある人々と出会う.
    • 上述の通り,社会科学の哲学の知名度は未だ極めて低く,関心を持つ研究者は多くありません.現在の状況では,この分野に関心を持つきっかけはあまりなく,また関心を持ったとしてもそれをシェアして学習や研究を進めていく仲間は簡単に見つかりません.そこで本企画では,社会科学の哲学に関心を持つ者同士の交流を第2の目的とします.もちろん,この告知をきっかけに新たに関心を持ってくださった方もここに含みます.

【方法】

  • 入門書1冊を取り上げ,担当者による報告を基に参加者全員で質疑・討論を行います.
  • 文献は次のものを使用します:Robert C. Bishop, 2007, The Philosophy of the Social Science, Continuum.[bloomsbury]
  • 各章の報告担当者を決め,各担当箇所の内容について「レクチャ式報告」を行って頂きます.
  • ここでレクチャ式報告とは,報告者以外の参加者たちに対して「教える」ようなスタンスで報告することを意味しています.このスタイルを採用する理由は以下の通りです.
    • 本企画では,通常の「輪読」とは異なり,参加者たちが文献を読んでくることを前提としません.つまり,報告担当者には他の参加者がその章を読んでいないことを前提に要約的な報告を行って頂くことになります(参加者たちが文献を持参することさえ前提としません).
    • このスタイルで勉強会を行うことの長所は,参加準備の負担が大幅に軽減される点にあります.今回のように入門的な知識を短期間でシェアすることを目指す場合に適したスタイルです.短所としては,内容に関する深いディスカッションが期待できなくなること,使用文献に対する批判的議論が期待できなくなること,担当者の報告クオリティへの依存度が非常に大きくなることなどがありますが,企画の性質上メリットの方が大きいと考えます.
  • 各章の報告時間は95分(質疑含む)とし,毎回15分間の休憩を入れます(昼休みは55分).この110分サイクルを1日につき4回行います.
  • 報告担当者はハンドアウトを作成して配布してください.時間の制約を考えるとA4で4‐8ページ程度が適量(6ページ程度推奨)になると思います.(報告担当者の負担軽減のために,ハンドアウトの配布はEメールによるPDF配布という形式にします).
    • (※参加者はほぼ全員が初学者であることを想定しておりますので,社会科学の哲学に触れるのが初めての方であっても問題ありません)
    • (※文献が入手できない報告者の方には,担当箇所のデータをスキャンしてお渡しいたします)
    • (※報告を担当しない参加者も歓迎しますが,報告者がいないと開催できないのでまずはできるだけ担当希望を出してください)

【目次と時間割】

([]内はページ量)(今回のテキストは全17章構成ですが,時間の都合上,そのうち以下の8章を扱います)

1日目
  • イントロダクション・自己紹介(10:40-11:00)
  • 1 Conceptions of Science [22](11:00-12:35)
  • 3 Five Modes of Social Inquiry [33](13:30-15:05)
  • 6 The Myth of Value-Neutrality [26](15:20-16:55)
  • 7 Methodological Holism and Methodological Individualism [18](17:10-18:45)
2日目
  • 13 Handling Data [18](11:00-12:35)
  • 15 Explanations in Social Science [21](13:30-15:05)
  • 16 Natural Science and Social Science [19](15:20-16:55)
  • 17 Beyond Objectivism and Relativism [19](17:10-18:45)

【懇親会】

  • 2日間とも勉強会終了後に懇親会を開きます.お店は未定ですが,2日連続ですので,できるだけ会費を抑えてご用意したいと思います.

【対象者】

  • 本企画では例えば次のような方々の参加をお待ちしております.
    • (1)社会科学基礎論に関心のある哲学分野の方.
    • (2)メタ科学的問題に関心のある社会科学分野の方.
    • (3)なんとなく「社会科学の哲学(社科哲)」という響きに魅力を感じる方.
    • (4)春にやることがなくて暇なので何かしたい方.
    • (5)友達が欲しい方.etc.

【企画・運営】

  • 企画:一橋大学・大学院社会学研究科・博士後期課程|清水雄也(社会科学の哲学)
  • 運営:一橋大学・経済学部・2年|内田瑛介(数理論理学)

【参加受付締切・連絡先】

  • 参加を希望される方は3月6日(日)までにご連絡ください(その際に担当を希望する章も教えてください).
  • 運営の都合上,上記期限以降の参加受付はできませんので,ご注意ください.
  • 清水:socioliner[atmark]gmail.com (※質問等あれば何でもご相談ください)

【企画者コメント】

おかげさまで3回目の開催となる本企画ですが,今年も気分を新たにして楽しくやっていきたいと思います.例によって,この会はあくまで「お楽しみ会的な何か」として企画されていますので,少しでも興味のある方はぜひともお気軽にご参加ください.学会等では知り合えないような組み合わせで,様々な分野の方々が知り合う良い機会にもなると思います.ぜひ,懇親会までご参加ください.


日曜社会学(de)blog